結婚したい男性の職業で常に上位に入る「商社マン」だが、商社マンってそんなに恋愛対象として魅力的なのか、考えてみた。
商社マンがモテる理由としては、以下のような一般的な商社マンに対するイメージからだと想像する。
・高給
・コミュニケーション能力が高い
・タフ
・海外を飛び回っている・英語ペラペラ
・おしゃれ
もちろん商社マンといっても色々なタイプの人がおり一括りにすることはできないが、一般的なイメージと実際のところを比較してみたい。
・高給
これは会社にもよるが、メーカなどの業種と比べてもかなり高い方だと思う。
ただし給料が高い分、福利厚生がいまいちである場合もある。たとえば家賃補助、大手のメーカーだと家賃の8割負担等の補助があるが、大抵の商社にはない。
また、高い給料に間違いはないが、交際費も非常に高くつく。週に1度は上司や同僚と飲みに行き、休日のゴルフに参加することも多い。そういうものに全く付き合わないキャラになるのも、商社ではまだまだ難しいだろう。
・コミュニケーション能力が高い
これはほとんどの人が該当する。これがないと仕事にならない職業ともいえる。
場を盛り上げたり人を楽しませることに長けている人が多いので、合コンなどで出会うと初対面から魅力的に見えてしまうが、逆を言えば誰にでもそういう自分を演出できる人が多いので、結婚相手として選ぶなら、その魅力的な印象の奥に誠実さがあるかどうか、慎重に見極めた方がいいだろう。
・タフ
ゴリゴリの体育会系の人も一定数はいるが、そこまで多くはない。スポーツ経験者はほとんどが該当するが。ただし出張・飲み会の多さなどを考えても体力がないと相当キツいと思う。
・海外を飛び回っている・英語ペラペラ
入社した時点での語学力は割とバラバラである。留学経験のある人や外国語学部出身の人間は最初からある程度話せたりするが、全く苦手という人もいる。そういう奴も、入社5年以内にある海外トレーニー制度を利用して、中国やタイに1年間赴任し、現地語をマスターして帰ってくることができる。
ここまで商社マンの実態について紹介してきた。一般的なイメージは実態からそこまで離れていないと思う。ただどんなことにも良い面と悪い面があるので、恋愛対象とするなら型どおりの良いイメージだけを鵜呑みにせず、一人の男性として慎重に見極めて欲しいと思う。